冬の暖房、エアコンとガスファンヒーターどっちがお得かなぁ?
エアコンを使っているんだけど、冬の暖房費がものすごいんだよね…
ガスファンヒーターはどうなんだろう。
冬の光熱費は暖房のせいで高くなって困るよね…。
我が家は電気代節約のためにガスファンヒーターを使ってるよ!
私の実家は豪雪地帯の秋田なんですが、その寒い秋田ではガスファンヒーターが当たり前!
現在住んでいる関東でも、ガスファンヒーターが大好きで5年以上愛用しています。
ガスファンヒーターの大きなメリットは下記の3つ。
- 乾燥しにくい
- 足元から暖まる
- 5秒でパワフルな温風が出てくる
足元を暖めるにはエアコンより優れているのですが、パワフルなぶん気になるのは光熱費のこと…。
この記事では、ガスファンヒーター愛好家の私が2019〜2020年の我が家の冬の光熱費をもとに、ガスファンヒーターとエアコンどちらが経済的かについて解説します。
冬の暖房費が高くてお悩みの方、ガスファンヒーターが気になる方はぜひ読んでみてください。
ガスファンヒーターのガス代はどのくらい?我が家の光熱費大公開
まず我が家のガスファンヒーターを使用している環境です。
- 家族4人の一戸建て
- LDK23畳(2階)、天井吹き抜け、ドアはなくリビングイン階段
- 1週間のうち4日間は1日中、3日間は朝晩のみ暖房を使用
- 冬の暖房は、ガスファンヒーターとガス床暖房を併用(都市ガス)。それ以外は使用せず
- 窓はペアガラス、壁には断熱材あり
- 関東南
我が家はリビングから直で階段・1階と繋がっているため、暖めた空気が流れていってしまう最悪のコンディション。
そんな環境でどのくらい光熱費がかかっているんでしょうか?!
冬の電気代・ガス代はいくら?
まずは電気代です。
2019〜2020年 | 電気代 |
---|---|
11月 | 7,985円 |
12月 | 8,841円 |
1月 | 9,047円 |
2月 | 8,982円 |
3月 | 9,094円 |
4月 | 6,985円 |
5月 | 6,142円 |
6月 | 8,086円 |
7月 | 10,562円 |
8月 | 11,470円 |
9月 | 8,606円 |
10月 | 8,322円 |
我が家は冬は全くエアコンを使っていないので、電気代は平均8,700円。
劣悪な環境の一戸建ての電気代にしてはなかなか安いのでは…?!
家のスペックがほぼ同じお隣さんちは、暖房をエアコンにしているそうなのですが、冬は電気代が3万以上になると言っていました…!
夏は冷房を使用しているので、11,000円前後になっていますね。
ちなみに、電気を使用している器具は下記の通りです。
- 25畳用エアコン1台、6畳用エアコン1台(いずれも冷房・除湿のみ)
- 生活家電(洗濯機、掃除機、など)
- 調理家電(電子レンジ、冷蔵庫、など)
- 照明器具などはLED
冬のガス代はその分めっちゃ高いんじゃないの…?
はい。確かに冬は暖房をガスでまかなっているため、その分高くなります。
でも、すっごくバカ高いってワケでもないんですよ。
ガス代はこんな感じです。
2019〜2020年 | ガス代 |
---|---|
11月 | 3,739円 |
12月 | 6,676円 |
1月 | 10,713円 |
2月 | 11,714円 |
3月 | 12,846円 |
4月 | 9,631円 |
5月 | 6,276円 |
6月 | 3,299円 |
7月 | 3,127円 |
8月 | 2,952円 |
9月 | 2,112円 |
10月 | 2,501円 |
2020年は寒くなるのが遅かったこともあり、1〜4月のガス代が1万円前後と高めですね。
でも、これは
- リビング・ダイニング18畳分の床暖房
- リビング・キッチンでのガスファンヒータ
をほぼ毎日使用して、このガス代なんです。
つまり、電気代とガス代を合わせた我が家の光熱費合計は、このようになります。
2019〜2020年 | 光熱費合計 |
---|---|
11月 | 11,724円 |
12月 | 15,717円 |
1月 | 19,760円 |
2月 | 20,696円 |
3月 | 21,940円 |
4月 | 16,616円 |
5月 | 12,418円 |
6月 | 11,385円 |
7月 | 13,689円 |
8月 | 14,422円 |
9月 | 10,718円 |
10月 | 10,823円 |
1年の中で最も光熱費が高いとされる冬場でも、光熱費は約2万円となりました。
以前エアコンで冬を越してた時期と比較すると、ガスファンヒーターに切り替えたことでだいぶ光熱費が安くなったんですよ!
①電気・ガス会社の見直しと、②使ってない電気は消す、この2つはマメにやってます。
我が家の電気代・ガス代はいろんな会社を比較検討してlooopでんき
これまで一度も検討したことない人は、会社乗り換えだけで光熱費が減ることもありますよ〜。
4人家族の光熱費の平均はどのくらい?
我が家の光熱費が平均と比べてどうなのか、イマイチわからなかったので調べてみました。
政府の統計調査によると、4人家族の平均的な年間光熱費は、下記の通り。
年間 | 政府の統計調査(4人家族) | 我が家の光熱費(4人家族) |
電気代 | 135,000円 | 91,000円 |
ガス代 | 60,000円 | 66,000円 |
電気代+ガス代 | 195,000円 | 157,000円 |
我が家は政府の統計調査と比較すると、光熱費が年間トータルで38,000円安いことがわかりました!
一概には言えないけれど、冬場はガス暖房をメインにして電気をそれほど使っていないのが節約になってるんじゃないかと感じています。
ちなみに、ガスファンヒーターを使い始めてから5年以上ですが、ず〜っと同じような光熱費です。
ガスファンヒーターの選び方
冬場の暖房費が安くなるガスファンヒーターですが、あまりなじみがない人も多いと思います。
そこでガスファンヒーターの選び方をカンタンにまとめてみました!
ガスの種類を確認(都市ガス/プロパン)
ガスファンヒーターの選び方で一番大事なことは、使っているガスの種類を確認することです。
- 都市ガス
- プロパンガス
上記の、どちらが自宅に開通しているガスかによって製品の種類が異なります。
違う種類のものを使ったりすると不完全燃焼の原因になる可能性があるので、必ず自宅で使っているガスの種類を確かめましょう!
メーカー
ガスファンヒーターの代表的なメーカーは、下記4つ。
- リンナイ
- ノーリツ
- 大阪ガス
- 東邦ガ
特にリンナイとノーリツの製品が多く流通しています。
形や基本的な機能はどのメーカーもだいたい同じです。
部屋の広さ(畳数)に合わせて選ぶ
どのメーカーも、部屋の広さに合わせて選べるよう製品がラインナップされています。
- 木造7畳/コンクリート9畳 → 一人暮らしの人や寝室向け
- 木造11畳/コンクリート15畳 → ファミリーのリビング向け
- 木造15畳/コンクリート21畳 → 寒冷地やかなり広い部屋向
ガスファンヒーターは、かなりパワフルなので木造11畳用でもかなり広範囲を温めることができます。
実際に我が家は「木造11畳/コンクリート15畳」用を23畳のLDKで使用していますが、十分な暖かさですよ〜。
▼我が家で使っているのは、リンナイの木造11畳用のスタンダードモデルです
まとめ:ガスファンヒーターのガス代は意外と安い
- 冬はエアコンを使わずガスファンヒーターを使うことで、電気代が大幅に安くなる
- ガスファンヒーターを使った時のガス代は、平均よりやや高い程度
- 結果、エアコンではなくガスファンヒーターを使用している我が家の光熱費は、平均より年間38,000円安かった
ガスファンヒーターを使った時のガス代、イメージできたでしょうか?
冬場は、エアコンを使うよりもガスファンヒーターの方が経済的だなぁと感じています。
木造11畳用で23畳のLDKが暖められるほどのパワフルさにもかかわらず経済的なガスファンヒーター、一度試してみてください♪
暖かくて暖房費節約にもなるガスファンヒーターは、私の中で暖房器具No.1!
記事がお役に立てば嬉しいです♪
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