今度キャンプ行くんだけど、雨なんだよね…。テント設営が不安…。
このような不安に答えます。
この記事を書いている私は、初心者キャンパーの年子ママです。
我が家は先日初キャンプに行ったんだけど、ゲリラ豪雨に遭遇!設営場所が悪く浸水しました…。
悔しいので雨の日キャンプに大事なことをまとめてみたよ!
この記事では、こんなことをご紹介します。
- ゲリラ豪雨の初キャンプ体験談
- 雨の日キャンプのテント設営で大事なこと
この記事を読むと、雨の日のテント設営で気を付けなければいけないことがわかります。失敗談を参考にしたい人、必見です!最後まで読んでみてくださいね〜。
初キャンプはゲリラ豪雨。大失敗の体験談。
最初に大失敗の内容を言います。「窪地にテントを立てて、周りは池。」これです。
▼テント撤収した後ですが、この大きな水溜りの中にテント&タープ立ててました…。隣のテントと比べると、水溜りの大きさがわかる…。
先日、家族だけではじめてのキャンプに行きました(今までは友人家族と一緒で手伝ってもらってた)。初!夫婦だけでのテント&タープ設営。
天気予報は曇り時々雨。長時間降り続くことはなさそう、とキャンプ決行。場所は横須賀にあるソレイユの丘キャンプ場です。
芝生のフリーサイトに着いて、まずはテント設営場所決め。サイトの半分くらいが埋まっている状態。空いているスペースから、昨日テント設営してたような場所を選びました。
まずはテントから設営したのですが、途中で雨。一旦テント内に避難して、止み間にタープ設営。最初にタープから設営すべきだったな、と反省。
テントとタープは連結させられなかったので今回は諦めました。
無事ふたつとも立てられたところで1回目のゲリラ豪雨。でもテントもタープも新品だからか、雨をものすごく弾いてくれます。タープにはちょうど良い傾斜がついて、激しい雨でも中まで振り込まずに済みました。
▼DODのワンポールテントとタープで初キャンプに臨みました!
その夜はもう雨が降ることもなく、就寝。ところが…
夜中3時すぎくらいから雨が降り始め、豪雨。そのままずーーーっと朝7時すぎまで、豪雨。しかも朝方はバケツをひっくり返したようなゲリラ豪雨。
雨の音で眠れなかった私は、6時くらいに一旦テントの外に出てみました。
…なにこれ。池?
っちゅーくらい、テントとタープの周りは水浸しで、外に脱いでたサンダルがぷかぷか浮いてる…。
慌てて家族を起こして、すぐに撤収作業。
でもよく見てみると…池なの、ここだけ。。。
他のテントは無事です。
そう、キャンプサイトの中でも1番低い場所を選んでテント設営してしまってたのでした!
いやだって、こんななだらかなキャンプサイトに高低差あるなんて分からん!水はけの良い芝生とはいえ、長時間の豪雨でさすがに水もはけなくなり、より低い方の土地へ流れてきた模様。
池の中をじゃぶじゃぶ移動しながら、遠くの駐車場まで何度も荷物運びで往復しました。他のテントの人たちは優雅に朝ご飯食べてるー泣
急に池になって溺れそうな虫たちがテントの中にワンサカ入ってくるしー泣
キャンプサイトの中でも、なるべく高い土地にテントを設営せよ。
これが1番大事なことだとかなり心に刻まれた大失敗談でした。
早めに行って良い場所を取るのも、重要なんですね。
ちなみにソレイユの丘のフリーサイトは、管理棟のあるあたりが土地が高く、対角線上にある遊具に近い場所が1番土地が低いようです。
このような、大失敗から学んだ雨の日のテント設営に大事なことをまとめてみました!!⬇️
失敗から学んだ!雨の日キャンプのテント設営で大事な8個のこと
雨の日キャンプのテント設営で大事なことは以下です。
- 水はけの良い土地を選ぶ
- その中でも高い場所にテントを設営する
- グランドシートを敷く
- 1本の大きい木の下には設営しない
- オートサイトを選ぶ
- タープ→テントの順で張る
- タープの下にテント設営
- ペグは長い方がいい
具体的に説明していきますね。
水はけの良い土地を選ぶ
キャンプ場の地面の種類は主に、芝生、土、砂利。
この中で水はけがいいのは、芝生・砂利です。林間サイトもテントへの直接の雨が避けられるので良いとのこと。
ソレイユの丘キャンプ場を予約した「なっぷ」では、土地の種類も確認できます。
キャンプサイトの中でも高い場所を選ぶ
ここ、1番大事なとこじゃないかと今回思いました。
ゲリラ豪雨に遭ったのは、芝生のキャンプ場。水はけが良いし、少しの雨なら大丈夫でしょーと特に考えもせずテント設営。
結果、思ったよりたくさんの雨が降り、芝生のキャンプサイトの中でも低い場所にあった我が家のテント周辺に水が集まってしまいました…。おかげでまわりは池のよう。(詳しくは前述。)
この経験から、同じキャンプサイトの中でも、なるべく高い土地にテントを張らなければいけない!ということを強く学びました。
見た目は平坦に見えるんですよね〜でもその中でも少しの高低差で天国と地獄…
次からは、アプリで土地の高低差を計測してからテント設営場所を決めることにしました!
グランドシートを敷く
グランドシートも必須です!
グランドシートとは、テントの下に敷くシートだよ。専用のものでも、ブルーシートなどでもOK。
かなりの池状態の上にテントが張ってあったのですが、グランドシートのおかげでしばらくは浸水せずに済みました。
軽い雨くらいなら全然大丈夫。ポイントは、テントサイズより小さいグランドシートにすること。大きいと、グランドシートをつたって雨がテントの下に入り込みます。
大きめのグランドシートの人は、周りをテントの下に折り込むようにすればOKです。
1本の大きい木の下には設営しない
雷対策です。
広々としたキャンプ場の中にある1本の木は、雷が落ちる可能性があります。近くにテントを張っていると、雷が伝わってくることもあり危険です。
雷の危険がある場所は以下です。
- グラウンドやゴルフ場、砂浜などの開けた場所
- 山頂のような高い場所
- 傘、伸ばした手、ゴルフクラブなど少しでも高い所
- 雷が落ちた場所から2m以内の至近距離
- 雷鳴の音が聞こえる場所(光ってから雷鳴が聞こえるまでの時間は関係ない)
雷が近づいてきたら屋内(建物の中、車の中)に避難した方が安全です。
オートサイトを選ぶ
オートサイトとは、基本的に車をテント設営場所の隣に横付けできるサイトのことです。
私は初心者ゆえに、何も考えずフリーサイトを選んでいました。(だって安いから。)
でも車を横付けできるオートサイトだと、雨の日は格段に利便性が高くなります。大きなメリットは2つ。
- 必要のないものは車にしまっておける
- 雷がなったら避難できる
デッキ付きのサイトも雨の日には効果を発揮しますよね!
次からはもう少し色々想定してサイトを選ぼう、と思った次第です…
タープ→テントの順で張る
今回は初心者らしく、逆で張ってしまいました💦
雨が降っている時は、タープ→テントの順で張りましょう。荷物の雨避けにもなるし、タープの下にテントも張れます。
撤収は、テント→タープの順。タープを最初から最後まで残して、荷物の雨濡れを最小限にしましょう。
また、タープの張り方にもコツがあり、一部分に傾斜をつけておくとそこから雨が逃げてくれます。ポールを低くしたり、ロープを強く引いて傾斜をつけたり。
DODのビートルタープは、ちょうどいい感じの傾斜がついていて、激しい雨でも濡れずに済みました。
タープの下にテントを張る
タープの下にテントを張ることで、テントに直接雨が当たるのを防ぎます。結果、テントからの雨漏りのリスクを減らせます。
我が家のテントはティピータイプ。このように前室がないタイプだと雨の日はテントに入る時に濡れてしまいますが、タープ下に張ることによって出入りの時濡れなくてすみます。
ペグは長い方がいい
雨が降ると地面が緩くなり、ペグが抜けやすくなります。短いペグで雨で地面が緩んでいる状態だと、風が吹くとすぐに抜けてしまうので、長めのペグの方がいいです。
我が家は20cmのペグを使って、テントとタープを張りました。地面が池になった時に1本抜けましたが、あとは無事。ペグの長さの参考にしてください!
ペグ抜け防止として、ペグの上に石で重りをする、ロープで別方向に雨を逃す、というやり方もあるようです。
雨の日に便利だったことetc
オマケです。必須じゃないけど、雨の日コレが便利だった、コレに注意して、などの情報です。
- サンダルが便利 →長靴よりも脱ぎ履きしやすかった
- テント入り口にバスタオル →テント内が汚れるのを防ぐ
- 帰宅後のメンテナンス大事 →ちゃんと洗って乾かさないとカビが…
- 撥水剤、防水加工テープ →本当は使用前にやった方がいいそう。次、やります。
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「雨のテント設営に大事なこと」まとめ
- テント設営場所は慎重に選ぶこと。水はけの良い土地と、その中でも高い場所にテントを張るべし(雨対策)
- 雨が心配な人は、オートサイトやデッキ付きサイトがオススメ
- 雨の設営は、タープ→テントの順。ペグは長い方が安心。グランドシートは必須
我が家の大失敗、どうでしたか?w
まさか初めてのキャンプでゲリア豪雨に当たってしまうとは、思いもよりませんでした。
でも、これがキャンプなんですよね。自然の中で過ごすということは、いつ何があるのかわからないということ。特に水の災害は時には危険なこともあるので、雨の状態によってはキャンプを中止するという判断が必要になります。
ちなみに浸水以外は、雨の日キャンプとっても楽しかったです!家族でタープを流れる雨を見るなんて、なかなかできないこと。
今回の教訓を生かして、今後も安全で楽しいキャンプを楽しみたいと思います!
雨の日でもキャンプを楽しめますように♪
記事が参考になれば嬉しいです。
▼キャンプ用品をイチから揃えてみました!
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